ラグビー名門校が初のOB戦 天理高、御所実業がフレンドリーマッチ開催

第1回御所天理OBフレンドリーマッチ

　奈良県の高校ラグビー界をけん引してきた御所実業と天理高のOBたちが7月7日、奈良県の御所実業高のグラウンドで「第1回　御所天理フレンドリーマッチ」を開催。御所実業101人、天理高29人のOBが集結した。

　気温32度。晴天に恵まれた中で行われた記念すべき第1戦は、「絶対にけがしない」をテーマにノータックルルールのはずが、次第に白熱したマッチに。それでもけが人は一人も出さずに無事終了した。

　天理高のまとめ役を務めた前田準二氏（88年度卒）は「昔から親しい御所OBと顔を合わせるたびに“いつかはOB戦を”と言っていたことがようやく実現しました。お互いにリスペクトし合える関係であり、今後も両校OBが集うきっかけとして続けていければと思っています」と、さらなる発展に期待した。

　来年は天理大、天理高ともに創部100周年を迎え、天理高がホストチームとして開催を予定している。

　今回のフレンドリーマッチをきっかけに、両校のOBたちは奈良県のラグビー普及育成にも力を入れていく方向で、今回の会費の一部を奈良県内のラグビースクールなどに寄付する。