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ドジャース指揮官「He is fine」大谷翔平の途中交代は大量点差 コンディション問題なしと説明

スポニチアネックス / 2024年7月10日 11時21分

試合前の囲み取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1-10フィリーズ(2024年7月9日 フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打数1安打で第4打席は代打を送られ、途中交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は途中交代の理由は大量点差と説明し、コンディションに異常はないとした。

 大谷は初回の第1打席は3球三振。3回1死の第2打席は左前打を放ち、3試合連続安打をマーク。5回2死の第3打席は四球を選んで出塁した。

 1-9と大量点差がついた7回の第4打席は代打・バーンズが送られ途中交代。敵地ファンは「代えるな」と言わんばかりに異例の大ブーイング。大谷の途中交代は5月16日のレッズ戦以来今季5度目となった。

 試合後、指揮官は大谷の交代が点差が開いたからかどうか尋ねられると「そうだ」と認め「He is fine(彼は大丈夫だ)」とコンディションに異常はないと語った。

 また先発・ミラーについては「序盤は変化球をうまくコントロールできなかった。良い投球もあったと思うが、一貫性やカウントの優位性があるときに打者を追い詰めるという点では、できなかった。投球数が増え、相手を追い詰めることができず、良い打席を重ねられた」と指摘。「これから時間(オールスター休暇)を使って本来の自分を取り戻すという点では良い時間になる。メカニズム(投球フォーム)の部分も、精神面の部分もあると思う。自信など、全て修正して、きれいにしなければならない」と復調を願った。

 ドジャースはこの試合、先発・ミラーが4回9失点でKOされると、中盤にフリーマン、T・ヘルナンデスら主力野手を下げ、7回には大谷も途中交代した。

 1-10となった7回途中からはエンリケ・ヘルナンデスが“野手登板”するワンサイドゲームに。試合前の時点で今季58勝32敗でリーグ1位の勝率・644を誇る“最強軍団”相手との対戦は同2位・604のドジャースにとってポストシーズンを見据えた前哨戦だったが、カード初戦は完敗となった。

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