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「恥ずかしい試合だったが…」ドジャース指揮官「自発的に」“野手登板”エンリケ・ヘルナンデスに感謝

スポニチアネックス / 2024年7月10日 11時42分

<フィリーズ・ドジャース>7回途中からマウンドにあがったエンリケ・ヘルナンデス(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1-10フィリーズ(2024年7月9日 フィラデルフィア)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でフィリーズに大量10失点し完敗を喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は“野手登板”したエンリケ・ヘルナンデス内野手(32)に感謝した。

 ドジャースは先発・ミラーがターナーに満塁本塁打を浴びるなど、4回9失点KO。1-10となった7回2死一、二塁からはエンリケ・ヘルナンデスが“野手登板”するワンサイドゲームになった。

 試合後、指揮官は「キケ(E・ヘルナンデス)とケビン(ラックス)に確認したが、キケが自発的に投げてくれました。幸運にも彼はそうしてくれた」とE・ヘルナンデスが進んで野手登板を名乗り出てくれたと感謝した。

 そして、審判団と協議したことには「ルールでは一定の大量点差(8点差以上)がついた時に野手が投げることができると明記されていて、それが正しいことを明確にしたかった」と説明。

 その上で“野手登板”する事態となったことに「今夜は恥ずかしい試合だったが、野手を登板させることは恥ずかしくない。投手を温存するためにそうすることを選んだ」と指揮官。「3連戦を勝ち越すチャンスはまだある。だから、今はこの件を忘れて明日に集中しようとしている。明日は失点を防ぐ準備が整っている」と、10日(同11日)のカード2戦目に気持ちを切り替えた。

 なお、カード2戦目は今季チームトップの9勝を挙げているストーンが先発予定となっている。

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