4回9失点KOのドジャース・ミラー「すべてが良くなかった」ターナーの満塁弾は「投げきれなかった」

＜フィリーズ・ドジャース＞ドジャースの先発・ミラー（AP）

　◇ナ・リーグ　ドジャース1－10フィリーズ（2024年7月9日　フィラデルフィア）

　ドジャースのボビー・ミラー投手（25）が9日（日本時間10日）、敵地でのフィリーズ戦に先発。4回10安打9失点の乱調で2敗目を喫した。

　2回2死からマーシュに四球を与えると、2死二塁からマルシャンに右前へ先制打を浴び、シュワバーにも2点打を許した。

　4回には先頭・マーシュから3連打を浴び失点を重ねると、無死満塁からはターナーに痛恨の満塁本塁打を被弾。ストットにもソロを浴び、この回打者一巡の猛攻を受けた。

　4回87球を投げ、10安打9失点に「すべてが良くなかった」と反省。「不運も重なった。満塁本塁打はそれほど速い打球ではなかったが、良いコースに投げきれなかったので、うまく打たれた」とうなだれた。

　球速低下についても「肩の状態は良いので投球フォームの問題。少しずつズレている気がする。修正するしかない」とオールスター休暇での復調を誓った。

　ドジャースは山本ら先発陣に故障が相次ぎ、この日は開幕投手を務めたグラスノーも腰の張りで負傷者リスト（IL）入り。直近10試合計75失点と投壊が続いている。