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菊池雄星 自己新&球団左腕2位タイ13奪三振も9回にまさかのサヨナラ負け 5勝目またもお預け

スポニチアネックス / 2024年7月10日 13時17分

ジャイアンツ戦で力投するブルージェイズ・菊池(AP)

 ◇インターリーグ ブルージェイズ3―4ジャイアンツ(2024年7月9日 サンフランシスコ)

 ブルージェイズの菊池雄星投手(33)が9日(日本時間10日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発。2018、2023年にサイ・ヤング賞を獲得した左腕ブレイク・スネル投手(31)との投げ合いで好勝負を演じ、菊池は7回1/3を6安打2失点、自己最多を更新する13奪三振と好投した。7回以上を投げて自責点2以下に抑えるハイクオリティースタート(HQS)は、8回2失点に抑えた5月10日のツインズ戦以来今季2度目となった。しかし、チームは9回にサヨナラ負けを喫し、今季5勝目はまたもお預けとなった。

 初回は1番エストラダ、3番コンフォートからいずれも空振り三振を奪って3者凡退に打ち取ると、2回は3者三振と最高の立ち上がり。3回は8番フィッツジェラルドから空振り三振を奪い、最初の打者8人中6人から三振を奪った。2死後に9番ワイズリーにこの試合初安打となる右前打を許したが、エストラダを左飛に打ち取った。

 ここまで順調にアウトを重ねてきたが、4回に手痛い一発を浴びた。先頭の2番ラモスに対して甘く入った速球を捉えられると、右中間へ先制ソロを被弾した。これで3試合連続被弾となった。

 5回は先頭から連打を許して無死一、三塁のピンチを招いたが、フィッツジェラルド、ワイズリーを連続三振。エストラダも遊飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

 スネルは5回1安打無失点でマウンドを降りたが、菊池は6回先頭のラモスから空振り三振を奪って今季初の2桁三振とすると、2死後にチャプマンからも見逃し三振を奪った。菊池の2桁三振は、12三振を奪ったマリナーズ時代の2021年7月23日のアスレチックス戦以来1082日ぶりとなった。

 菊池の好投に応えようと、打線は1点を追う7回にクレメントが3ランを放って勝ち越し。これで菊池が今季5勝目の権利を得た。

 7回もマウンドに上がった菊池は先頭のフローレスに中前打を許したが、次打者ベイリーから空振り三振を奪い、自己最多タイ12奪三振。マトスは三ゴロ併殺に打ち取って追加点は許さなかった。

 8回先頭のフィッツジェラルドに左越えソロを浴びて1点差に迫られた。しかし、ワイズリーを空振り三振に打ち取り、自己最多13奪三振。球団の左投手としては2021年のロビー・レイの14奪三振に次ぐ2位タイの記録となった。ここでブルージェイズベンチが継投策に出て、菊池がマウンドを降りた。菊池降板後は2番手ピアソンが2死一、二塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。

 しかし、9回にまさかの結末が待っていた。3番手リチャーズが安打と四球で2死一、二塁のピンチを招くと、ワイズリーに中前適時打を浴びて同点。さらに二、三塁から暴投で決勝点を奪われ、サヨナラ負けを喫した。

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