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前田健太 最近6戦25失点に「野球人生でこれほど苦労したことない」地元局は「このままでは2年目は…」

スポニチアネックス / 2024年7月10日 15時57分

3回途中6失点で降板し、ぼう然とするタイガース・前田(AP)

 ◇ア・リーグ タイガース8―9ガーディアンズ(2024年7月9日 デトロイト)

 タイガースの前田健太投手(36)が9日(日本時間10日)、本拠でのガーディアンズ戦に先発。5月24日のブルージェイズ戦以来、8試合ぶりの今季3勝目を目指してマウンドに上がったが、初回に2本塁打を含む4安打を浴びて3失点するなど、苦しい立ち上がり。3回にも3点を失い、2回2/3を7安打6失点と2試合連続6失点で降板した。

 最近6試合で25失点、今季防御率7.26と苦しい投球が続く前田に対し、地元ラジオ局「97.1 The Ticket」は、試合後の前田の「間違いなくフラストレーションはあります。現時点では何もうまくいっていないし、チームに迷惑をかけすぎています。申し訳なく思っています。野球人生を振り返ってみると、これほど苦労したことはないと思う。解決策が見つからなかったことが今シーズンの結果につながった」とのコメントを報道。その上で昨オフに2年契約を結んだベテラン右腕について「今や彼はメジャーリーグ最悪の先発投手であり、タイガース入団1年目で防御率7.26を記録した。このままでは2年目はないかもしれない。タイガースは前田を(ローテーション投手として)5日ごとに登板させる余裕があとどれくらいあるだろうか」と厳しい見方を示した。

 前回登板4日ツインズ戦は3回2/3を9安打9失点で今季5敗目を喫した。雪辱を期した今季16度目の登板だったが、2番のマルティネスに右越えソロを被弾。これで3試合連続被弾となった。3番ラミレスには右前打を許すと、4番J・ネイラーには左越えに2ランを許した。5番ノエルにもこの回4本目の安打となる中前打を許したが、6番ヒメネスは一ゴロ併殺打に打ち取った。

 2回は立ち直り、あっさり2死を奪うと、9番ヘッジズを見逃し三振に打ち取ってメジャー通算1000三振に到達した。

 3回は先頭のクワンに四球を与えると、自らのけん制悪送球で無死二塁に。1死後に3番ラミレスに中前適時打。さらに2死二、三塁から6番ヒメネスに右越えの2点適時二塁打を許して降板となった。

 しかし、打線は0―6の3回にキースが2ランを放って反撃ののろしを上げると、4回には内野ゴロの間に1点を返して3点差。6回にガーディアンズに1点を返されて4点差とされたが、その裏にウルシェラが3ランを放って1点差とすると、マロイがソロ本塁打を放って同点。前田の黒星が消滅した。

 試合は無死二塁から始まるタイブレーク方式に突入。延長10回にガーディアンズはJ・ネイラーの適時打とロッキオの犠飛で2点を勝ち越し。タイガースはケリーの犠飛で1点を返したが、8―9で競り負けた。

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