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大関復帰目指す霧島が大の里らと充実の申し合い「だいぶ当たれるようになった」首の状態は良好

スポニチアネックス / 2024年7月10日 16時31分

佐渡ケ嶽部屋で霧島(左)と申し合い稽古を行う大の里(撮影・前川 晋作)

 大相撲の関脇・霧島(28=音羽山部屋)が10日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋へ出稽古し、大関・琴桜(26)や出稽古組の新関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)、小結・大栄翔(30=追手風部屋)、幕内・豪ノ山(26=武隈部屋)の4人と計15番取った。

 大の里や大栄翔を相手に、立ち合い頭で当たって前ミツを引いて低い体勢から先に攻めて寄り切る好内容も。首のケガの影響で直近2場所負け越して大関陥落となったが、本来の相撲を徐々に取り戻している様子がうかがえた。「だいぶ当たれるようになったので、怖がらずに当たることが大事。体の動きも良くなってきた」と復調ぶりを示した。

 番付発表後は荒汐部屋、立浪部屋、境川部屋などへ出向いて大関・豊昇龍(25)や新小結・平戸海(24)らと稽古を重ねてきた。「いつも通り体はできている」と準備万端。10勝以上すれば1場所での大関復帰となる名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向け「もちろん3回目の優勝を。チャンスはみんなにあるからね」と大きな目標を掲げて意気込んだ。

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