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阪神・野口 プロ初スタメンで奥川撃ちの同点打 佐藤輝が蝶ポーズでベンチから祝福

スポニチアネックス / 2024年7月10日 19時33分

<神・ヤ>4回2死二塁、野口(手前)の同点適時打に盛り上がる阪神ナイン(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神ーヤクルト(2024年7月10日 甲子園)

 プロ初スタメンの阪神・野口が、1点を追う4回に同点打を放った。2死二塁で、奥川の甘く入った148キロを中前へはじき返した。

 ベンチでは、佐藤輝が手をひらひらさせ、蝶のポーズをつくって祝福した。

 野口は「打ったのはストレート。追い込まれていましたが、なんとかランナーを還したいという気持ちでした。前の打席でチャンスで凡退していましたが、しっかり切り替えて集中して打席に入ることができました」と振り返った。

 22年育成ドラフト1位で入団した野口は、1年目の昨季オフに支配下に昇格。今季は2軍での活躍が認められて6月28日に、ノイジーと入れ替わる形で初めて1軍に昇格した。

 7日のDeNA戦でプロ初安打と、犠飛によるプロ初打点をマーク。前日9日ヤクルト戦では9回に代打で四球を選び、逆転サヨナラ勝ちに貢献していた。同学年の森下が2軍調整を余儀なくされる中、こん身のアピールを続けている。

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