日本ハム 決勝3ランのマルティネスが試合後「謝罪」ヘルメット投げ「リスペクト足りなかった」

＜西・日＞8回、3ランを放ち感情を爆発させるマルティネス　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇パ・リーグ　日本ハム6―1西武（2024年7月10日　ベルーナD）

　決勝3ランを放った日本ハムのマルティネスが、試合後のヒーローインタビューで異例の「謝罪」をした。

　1―1の8回1死一、二塁で左翼へ決勝の9号3ラン。完璧な一発に、マルティネスは打った直後にヘルメットを投げ捨て、なにもかぶらずにダイヤモンドを一周した。

　真面目なジェントルマンで知られる助っ人は、インタビューの際に自ら切り出し「申し訳なかったのはヘルメットを投げたこと。リスペクトが足りなかった。この場で謝りたい」と、相手チームの西武やファンに向かって謝罪した。

　一方で、ホームインしてベンチに戻ると先発・金村とガッチリとハグ。「金村投手がいい投球をしていた。彼に勝利を届けられるようにと打席に入った」と、白星を届ける一発を喜んだ。