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ロッテ18点! 18メートル強風で“ヒットの嵐”21安打 初回先頭から8者連続得点

スポニチアネックス / 2024年7月11日 5時33分

<ロ・楽>球団史上最速の100万人突破。ファンに感謝の石川歩(中央)、田村(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ18-5楽天(2024年7月10日 ZOZOマリン)

 最大18メートルの強風が吹くZOZOマリンで、ロッテ打線が“ヒットの嵐”を巻き起こした。ともに今季最多となる21安打、18得点で大勝。吉井監督は「ラッキーなヒットも続いたけど、うまくつながった」と目を丸くした。

 「いつも初回のビッグイニングを狙って組む」という吉井監督が79試合で78通り目に組んだ打線が、1点を追う初回に爆発した。1番・高部が左翼線二塁打で出塁し、続く小川がセーフティーバントに成功。これが捕手の悪送球を誘って高部が生還(記録は内野安打と捕手の失策)し、わずか4球で同点とした。勢いは止まらない。藤岡が四球で出塁し、そこから6連打で1死も取られないまま8得点。初回の8得点以上は84年9月16日の阪急戦の9得点以来、チーム40年ぶりで初回先頭から8者連続得点もパ・リーグで40年ぶりだった。指揮官も「今日はうまくいった。10年に1回ぐらいだと思う」と初回の猛攻を振り返った。

 強風で相手外野手が目測を誤る場面も多かったが、2回以降も攻撃の手を緩めず、猛打賞6人は球団初でパ・リーグタイ記録。チームの18得点は13年8月22日以来11年ぶりだ。5試合ぶりに先発マスクの田村は4回の満塁機で3点二塁打を放つなど3安打で自己最多6打点。田村は「出来過ぎなぐらい」と謙遜したが、指揮官は「“今日は打つ”と言っていた。ほんまに打ちましたね」と喜んだ。

 球団史上最速となる主催38試合目で観客動員数が100万人を突破した節目の試合で記録的な大勝。首位・ソフトバンクとはまだまだ8ゲーム差だが、追い上げへの勢いが加速したのは間違いない。(大内 辰祐)

 ≪パ40年ぶり≫ロッテが初回先頭打者から8者連続得点。チームの初回8点以上は84年9月16日阪急戦で9点を挙げて以来40年ぶり2度目。またパで初回先頭から8者以上の連続得点は62年7月22日大毎戦の近鉄(8点)、84年6月20日阪急戦の西武(8点)、同年7月15日日本ハム戦の阪急(9点)に次いで40年ぶり4度目でロッテでは初。また高部、小川、ソト、ポランコ、角中、田村の6人が猛打賞。1試合猛打賞6人は球団初で08年の日本ハムまで3球団が5度マークしているパ最多記録に並んだ。

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