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阪神・岩崎 9回3人斬りで13セーブに「良かったです」 阪神歴代4位・呉昇桓の80セーブに王手

スポニチアネックス / 2024年7月11日 5時17分

<神・ヤ>最後を締めた阪神・岩崎は坂本(左)とがっちり握手する(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 阪神4ー1ヤクルト(2024年7月10日 甲子園)

 締めくくりは、村上をスライダーで空振り三振。無口な阪神の守護神・岩崎も見せ場は心得ていた。最高のエンディングで甲子園を盛り上げた。9回を3者凡退に抑え、今季13セーブ目を記録 した。

 「(3者凡退は)良かったです。続けていけるように」

 3点差での登板、セーブは6月16日ソフトバンク戦(ペイペイ)以来だった。接戦が日々続く中、1点差、同点の厳しい状況でもマウンドを守ってきた。岡田監督は「いやあ、久しぶりですよ。ゆっくり7、8、9回をベンチで見られたのが」と笑顔で語ったが、岩崎には点差があるから楽――の意識は全くない。どんな点差でもベストを尽くす。それが信条だ。

 「(連勝を)続けていけるように。みんなで頑張っていきたい」

 岩崎にとって、これが通算79セーブ目。藤川、山本和、ドリスに続き、阪神歴代4位のセーブ数を持つ呉昇桓の80セーブにも王手をかけた。それでも個人記録よりブルペンの結束を重んじる左腕は、次の出番の準備しか頭にはない。 (鈴木 光)

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