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九産大時代の恩師・大久保監督が見た野口という男 長距離砲に生まれ変わった練習の虫

スポニチアネックス / 2024年7月11日 5時17分

<2022年プロ野球ドラフト会議>阪神から育成1位指名された野口(右)、広島から育成2位指名された中村(左)と握手する九産大・大久保監督(撮影・中村 達也)

 ◇セ・リーグ 阪神4ー1ヤクルト(2024年7月10日 甲子園)

 プロ初スタメンで活躍した野口の野球人生のターニングポイントは、九産大時代にある。恩師の大久保哲也監督(61)が当時を振り返った。

 入学当初はミートはうまいが、柵越えは望めそうにない、細身で非力なタイプだったという。その教え子に「プロになるなら、体を大きくしないと無理だよ」とアドバイスしたのが1年秋。その言葉を境にして、長距離砲へと生まれ変わった。

 「ウエートトレーニングに力を入れるようになりました。その効果でしょう。入学前は体重が80キロに満たなかったが、しばらくして今(86キロ)と同じぐらいになりました」

 努力する姿もまぶたに焼き付いている。全体練習後の1~2時間の自主練はいつもの光景。さらに、「寮に戻ってからも筋トレしていました」と、ひたむきさにも驚かされた。

 大学日本代表監督も務めた大久保監督をして、「見てきた中でNo.1」と称えるミート力。そこにパワーが加わり、プロの門を叩いた。育成からはい上がった練習の虫のサクセスストーリーは、序章にすぎない。

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