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采配ズバリ!イングランド指揮官 途中出場ワトキンス劇的弾に吠えた「試すには良いタイミングだった」

スポニチアネックス / 2024年7月11日 7時50分

<欧州選手権 オランダ・イングランド>決勝進出を決め、雄叫びを上げるイングランド代表サウスゲート監督(AP)

 ◇欧州選手権準決勝 イングランド2―1オランダ(2024年7月10日 ドルトムント)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会は10日、イングランドが準決勝でオランダに2―1で勝利。1―1で迎えた後半アディッショナルタイム、途中出場のFWワトキンス(アストンビラ)が値千金の決勝弾。2大会連続決勝進出を決め、悲願の初優勝へ王手をかけた。

 サウスゲート監督は勝利が決まると雄叫びを上げ歓喜。試合後「我々は非常に良いプレーをした。複雑な試合で、特に守備の仕方を変え続けなければならなかった。常に適応する必要があり、選手たちは多くの良い決断を下した。チームにとってこの結末は特別なものであり、彼らがチームのために尽くしてきたことへのご褒美だ」と喜んだ。

 ズバリ采配がはまった選手交代に関しては「最も重要なのは、チーム全員が試合に臨む準備ができていることです。エネルギーの面で、プレスが少し弱まり始めていると感じていました。ハリー(ケーン)は打撲を負いました。オリー(ワトキンス)はプレッシャーをかけ、背後に走り込むことができます。それを試すには良いタイミングだと思いました。オリーがチャンスを掴んだことをとてもうれしく思います」と明かした。

 悲願の初優勝がかかるスペインとの決勝戦に向けては「まずは相手からボールを奪わなければならない。相手はプレッシャーが強いので、ボールを持っている時も持っていない時も、我々は並外れたプレーをしなくてはならない。前回の決勝は私たちにとって初めてのEURO決勝だった。全てがうまくいったわけではないが、今回はもっと良い結果を出すよう努力する。難しい戦いになるだろうが今度は、今大会最強のスペイン代表に勝ちたい」と意気込みを語った。

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