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橋下徹氏 石丸伸二氏からの支援要請を明かした維新に「維新が付いたなら石丸さんの160万票はなかった」

スポニチアネックス / 2024年7月11日 8時54分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が11日までに自身のSNSを更新。日本維新の会の藤田文武幹事長が9日の記者会見で、7日投開票の東京都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏から告示前に支援要請があったと明らかにしたことに言及した。

 藤田氏は、馬場伸幸代表とともに面会したものの、推薦の有無など支援形態を巡って一致せず、応じなかったと説明した。藤田氏によると、「維新とは政策が近い。何らかの形で応援してもらうことは可能か」との打診に対し、維新側は政党色を隠した「ステルス応援」は困難と回答。改めて面会した際、石丸氏は自力で戦う決意を示したという。

 石丸氏は無所属で立候補し、選挙戦では「既存の政党に一切属さない、くみしない」と訴え、約165万票を得た。

 橋下氏は「今の維新国会議員がダメなところが出ている。自分たちの力をきちんと見極めることができれば、維新国会議員の方が頭を下げてステルスで都知事選に関与させてくださいとお願いをすべきところ」と自身の考えをつづった。続く投稿では、「今回の都知事選に携わることができれば維新国会議員にとって物凄く勉強になったのに」と指摘した。

 さらに投稿したポストでは「領収書非公開を主張し、飲みニケーションを公言して古い政治のイメージをまとう維新国会議員に応援されてプラスになることはない。今回維新が公に付いたなら石丸さんの160万票はなかった」とし、「今の維新国会議員の感覚がズレている象徴例。ここは自民のようにステルスで携わらせてくださいとお願いすべきだった。国会議員というだけで自分たちの力を過大評価してしまったのだろう。今の維新国会議員に無党派層を引き付ける力はない」と古巣に厳しい言葉を投げかけた。

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