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渡辺直美 幼い頃「洗脳かのように」見て影響を受けた超大物コメディアンとは 「夢のような」思い出明かす

スポニチアネックス / 2024年7月11日 13時29分

渡辺直美

 米ニューヨークを拠点に活動するお笑いタレントの渡辺直美(36)が11日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。憧れていたという超大物芸能人との思い出を振り返った。

 思い出を振り返る「タイムスリップ写真館」のコーナーで、「バカ殿様」姿の志村けんさん(20年死去)と、「変なおじさん」姿の自身の2ショット写真を披露。「志村さんのコントを見て芸人になりたいっていうのが一番大きかったので、志村さんとこうやって一緒にコントさせてもらえるなんて」としみじみと語った。

 母親が台湾出身なだけに「子供の時、夏休みは台湾に2カ月ぐらい滞在してたんですよ」と渡辺。台湾には日本語のテレビチャンネルがあったが「その一つのチャンネルで、志村さんの『(志村けんの)だいじょうぶだぁ』が3時間おきに流れるんですよ」と回顧した。

 「それが毎日。それでずっと洗脳かのように」と影響を受けたと言い、「だからこういうコントやりたいっていうので、この世界に入って、コントやらしてもらって『ピカル(の定理)』やった延長線上で志村さんと」と感慨深げに話した。

 志村の影響を受けたところはあるのかと問われると、「やっぱりこう二度見するのとかもやっぱ志村さんのイムズとかがあって。酔っ払った感じとか。そういうところには志村さんイズムが入ってて」と回答した。

 さらに「それこそ澤ちゃんも一緒に志村さんと飲みにねえ」とMCの「ハライチ」澤部佑と共に志村さんと飲みに行ったことがあると告白。その際には「私たちのコントとかネタも凄く見てくださってて、“お前いつも音楽聴きながらネタ作ってるだろ”って言ってくださって。実は本当にそうなんですよ」と打ち明けた。

 「“コント見てたら分かる”って。“リズムが凄くいいから”ってうのとかも、こんな若手のペーペーのネタもそういうふうに見てくださってるんだって」と感動したという。

 共演し、2ショットを撮った際のことは「緊張しすぎて、ほぼ覚えてないです」と回想。「しゃべるチャンスはあったんですけど、ずっと“ああああ~”って感じになって」と話して笑わせた。

 「で、この変なおじさんも、志村さんが“研ナオコさん以外は誰もやってないから”って。このメークのほくろの位置とか、どれくらいの毛の長さかとかも全部教えてくれて」と志村さんが渡辺が演じることを認めてくれたと言い、「いやあ本当にこれは夢のような。宝物ですねえ」とうっとりとした表情で話した。

 木曜レギュラーの島崎和歌子が「たまにビヨンセの時でもこうやってません、なんか」と志村さんの動きをしているのではと言われると、渡辺はそれには答えなかったものの「でも海外とかでファッションの仕事の時でもフリーでちょっと踊ってよってあるんですよ。フリーで踊ってて、ちょっと志村さん(の変なおじさんの振り)とか入れてみると、そしたらみんな“なんだよそれ~”って盛り上がるんで」と声を弾ませた。

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