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プロ初サヨナラ打の京田「日頃の行いがいいのかな」 12日から巨人と首位攻防戦へ牧「東京ドームに来て」

スポニチアネックス / 2024年7月11日 21時17分

<DeNA・中日>10回、サヨナラ打を放った京田(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ DeNA 3-2 中日(2024年7月11日 横浜)

 DeNA・京田陽太内野手(29)がプロ8年目で初のサヨナラ打を放った。

 2―2の延長10回。先頭・佐野が二塁打で出塁し、戸柱が犠打で1死三塁に。ここで京田が打席に入った。打ったのは中日・斎藤の外角スライダー。バットの先っぽで捉えると、打球は前進守備の内野の頭を越えて中前に落ちた。

 大歓声に迎えられてお立ち台に上がると「プロ初のサヨナラヒットなので。凄くうれしいです」と笑顔。「佐野と戸柱さんがしっかりつないでくれて、何とかバットに当てれば事が起きると食らいついた結果、いいところに落ちてくれた。日頃の行いがいいのかな、と思う」と笑わせた。DeNA移籍2年目で、古巣相手のサヨナラ打。「ベンチを見た瞬間、みんなが笑顔で飛び出してきてくれた。最高でした」と喜んだ。

 9回には2死からオースティンが四球で出塁。4番・牧が中日の守護神・マルティネスから右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、2―2と追いついた。今季チームがノーヒットに抑え込まれていた相手守護神から、もう少しで逆転サヨナラ本塁打という当たりに、お立ち台では「なかなか点が取れる投手ではなかったので、本当に無我夢中で打ちにいった。まずバットに当たったことがうれしくて、入れば一番よかったけど、ああいう形で点が取れたので満足です」と笑顔。ゲーム差なしで12日から敵地で迎える巨人との直接対決へ「まだ先とは言ってられないので、まずは初戦に勝つことが凄く大事ですし、チーム全体で勢いに乗っていくしかないと思う」と意気込み、「東京ドームに応援しに来てください」とファンに呼びかけた。

 京田はサヨナラまで3打席、いずれも走者を塁に置きながら打てていなかった。8回の第3打席でも三振に倒れており、三浦監督は「めちゃくちゃ悔しがっていた。その思いをぶつけてくれたと思う」と感慨深げに話した。

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