二松学舎 ヒヤリ発進…都雪谷とタイブレークの死闘制した 2年生・及川が好救援＆劇打

＜都雪谷・二松学舎大付＞延長11回、サヨナラ打を放ち、喜ぶ二松学舎大付・及川（右）（撮影・松永　柊斗）

　◇第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦　二松学舎大付5－4都雪谷（2024年7月11日）

　二松学舎大付（東東京）はタイブレークで都雪谷との死闘を制した。

　6回途中から3番手で登板した及川翔伍（2年）が流れを変えた。7回以降の5イニングを無失点に抑え、打っても延長11回1死二、三塁から右越えにサヨナラ打を放った。苦しい試合展開で、市原勝人監督から「今日はもう負けた。自由にやりなさい」と言われ、ナインは発奮。及川は「自分で決めるしかない」と心に誓い、試合を決めた。