パイレーツ怪物ルーキー・スキーンズが7回無安打11Kの快投 無傷6勝目 ノーラン・ライアン以来の偉業

快投したパイレーツのスキーンズ（AP）

　◇ナ・リーグ　パイレーツ1―0ブルワーズ（2024年7月11日　ミルウォーキー）

　最速164キロを誇るパイレーツの怪物ルーキー、ポール・スキーンズ投手（22）が快投を披露した。

　初回は2三振の立ち上がり。2回2死から連続四死球でピンチを背負うが、ここから今度は4者連続三振を奪った。

　剛球右腕は7回99球を投げ無失点、自己最多タイの11奪三振でノーヒットのまま降板。2番手投手が8回に2安打を許して継投でのノーヒットノーランとはならなかったが、スキーンズは無傷の6勝目を手にした。

　これで8試合連続7奪三振以上で、これは球団最長記録。また、5月17日のカブス戦でも6回無安打11奪三振を記録しており、同一シーズンに2度の「6イニング以上、無安打、11奪三振以上」はメジャーではノーラン・ライアン以来2人目となった。

　スキーンズは16日（日本時間17日）の球宴にも初選出されており、中4日で先発する可能性もある。