テリー伊藤 ビートたけしとの関係語る「それはいい関係でもあった」「“あの頃俺たち戦ったよな”って」

演出家でタレントのテリー伊藤

　演出家でタレント・テリー伊藤（74）が11日深夜、TOKYO　FM「TOKYO　SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）に出演。ビートたけし（77）との関係性について語った。

　たけしが出演した伝説のバラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ！！」（1985～96年）の演出を手掛けたテリー。現在、たけしとは「スポーツジムで会うぐらい」だといい、「あの頃たけしさんに“飲みに行こうよ”って誘われたけど、俺は行かなかった。編集なんかないのに“編集があるんで”って言って」。

　すさまじい熱量でつくりあげた番組への愛情は深く、大変な思いもした。「自分が作ったVTRを見せて、たけしさんが見る。お客さんは笑ってるけど、たけしさんが“いまいちだな”って言うと、たけしさんに合わせてシュンとなる。だからムカついて。勝負していた。対決構図ですよ」と回顧。「本番の1時間前に来て、スタジオでVTR見ておもしろくないとか言って。俺は寝ないで編集して会議やってロケやって。冗談じゃねーよと」と回想。

　「でも、それはいい関係でもあった。後々、たけしさんが言ってくれたのは“あの頃俺たち戦ったよな”って」と明かした。