浦和ヘグモ監督 「攻撃的なオプションになる」 MF関根貴大の復帰と右SB起用を示唆

浦和のヘグモ監督

　浦和のマティアス・ヘグモ監督が12日、アウェー・京都戦（14日、サンガスタジアム）に向けたオンライン会見に出席し、負傷離脱していたMF関根貴大について言及した。

　「松尾（佑介）、タカ（関根貴大）、トモ（大久保智明）、（小泉）佳穂がメンバー入りできる状態になっている。日曜日に彼らがいてくれればと思っている」

　京都戦は右サイドバック（SB）の主力DF石原広教が累積警告で出場停止。前主将のDF酒井宏樹が退団し、DF宇賀神友弥は左膝の負傷で離脱している。昨年のルヴァン杯準決勝の横浜戦などで右SBを経験している関根について「いくつかのオプションはある。タカも戻ってきているが、90分はできないかもしれない。そこは状態を見ながら考える」と見据えた。

　関根のプレーについても言及。「去年の映像も見ている。沖縄でも右サイドバックで彼は試している。非常にボールの扱いが上手い攻撃的なオプションになる。彼はアップダウンする能力も持っている」と評価した。

　関根は6月の名古屋戦でJ1通算250試合出場を達成したが、途中交代。その後は欠場が続いている。先週に全体練習への合流を果たした。