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ヤクルト・石川雅規 今季2勝目ならず…5回85球8安打4失点 “鬼門”マツダで打線は3点奪い1点追う

スポニチアネックス / 2024年7月12日 19時54分

<広・ヤ>5回、右越えに勝ち越3号ソロを秋山に浴びた石川が打球を見送る(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ ヤクルト―広島(2024年7月12日 マツダ)

 ヤクルトの石川雅規投手(44)が12日、広島戦(マツダ)で今季6度目の先発登板。5回8安打4失点で降板となり今季2勝目、通算187勝目はお預けとなった。

 前回登板となる6月27日広島戦(マツダ)では6回3安打2失点と粘りの投球を見せ勝利投手の権利を持って降板したが、9回に守護神・田口が逆転され今季2勝目はならなかった。この敗戦で今季マツダで5戦全敗となった。

 昨季も1勝11敗1分けと“鬼門”のマツダ。リベンジを期してマウンドに上がった44歳だったが、先制点をもらった直後の初回裏に先頭の秋山を一ゴロに仕留めたが、そこから3連打を浴び同点の生還を許す。1死一、三塁から暴投で二、三塁とし、5番・石原の遊ゴロを長岡が一塁へ悪送球。その間に三走・上本の生還を許し2点目を失った。

 打線が1―2の3回に村上が同点適時打、長岡が勝ち越し中犠飛を放ち再び1点リードも、その裏に2死二塁から小園に右越え同点二塁打を許し同点に追いつかれた。4回を投げ終えだ時点で63球を投げ7安打3失点。

 3―3で迎えた5回。先頭の1番・秋山に内角へのスライダーを右翼席に運ばれ再び1点リードを許した。6回の攻撃を終え高津監督がベンチから姿を現し2番手・ロドリゲスをマウンドに送った。

 石川は6月2日の楽天戦(楽天モバイル)で5回を終え65球を投げ4安打1奪三振で無失点。雨で30分の中断後にコールドとなり、9年ぶりの完封勝利で今季初勝利となる23年連続白星を挙げた。工藤公康(横浜)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)に並ぶプロ野球タイ記録、入団1年目からの23年連続勝利は史上初の快挙。

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