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山崎賢人&吉沢亮 「キングダム」共に歩んだ7年間を大沢たかおに感謝…「濃厚で忘れられない大切な時間」

スポニチアネックス / 2024年7月12日 20時58分

舞台あいさつに登壇した山崎賢人(左)と大沢たかお(撮影・小渕 日向子)

 俳優の山崎賢人(29)が12日、都内で行われた映画「キングダム 大将軍の帰還」初日舞台あいさつに出席した。シリーズ第1作目から共演する吉沢亮(30)、大沢たかお(56)と思いを語り合い、作品の集大成を迎え感謝の言葉を口にした。

 今作がシリーズ4作目。山〓は天下の大将軍を目指す主人公・信を1作目から演じている。

 1作目から約7年にわたって共に作品を作り上げた王騎(おうき)役・大沢たかお、秦国王・エイ政役の吉沢亮との時間は特別なものとなった。

 チームを率いる先輩の背中は大きくて頼もしかった。「信が大将軍からもらったように、自分もリアルに大沢さんからいろいろなものを頂いて、キングダムを象徴するとてつもない存在」と大沢を表現。「近くにいてくださることで、さらに面白いキングダムをつくっていこう」と感じることができ、「濃厚で忘れられない大切な時間になった」と感謝した。

 続けて、吉沢は「大沢さんの存在がこの作品のグレードというか、格みたいなものを一段も二段も上げてくださったのかな」と大きく頷いた。

 大事なシーンには必ず大沢がいて「完璧に仕上がっている王騎を前に何も言葉が出なくて、さらっと言葉を言える雰囲気じゃない。その圧力というかオーラをもらいながらも、それを越えて言葉を発していかなきゃいけないという覚悟」を常に感じていたという。その影響力は自分だけでなく「他の役者さんも気合が入ったと思う」と断言した。

 その大沢から「会うたびに格好よくなった。人間的にも俳優的にも魅力的に。彼らの方が輝いているんじゃないかと不安に思うこともあったけど、それも同時にうれしかった」と称賛の言葉。山崎と吉沢二人の演技に「影響を受けたものが大きい。彼らじゃなかったら王騎はできなかった。本当に感謝している」と言葉をかけられると、山崎は目を赤くしながら言葉をかみしめていた。

 最後に、山〓は「見ていただいている皆さんも熱くなっていただいたのでここまで来られた」と多くのファンへの感謝を伝え、満身創痍(そうい)でつくり上げた集大成の最新作を「何回でも見ていただいて、皆で一緒にキングダムで熱くなっていただいたらうれしい」と締めくくった。

 2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在累計発行部数が集英社青年マンガ史上初となる1億部を突破している同名漫画が原作の本作。映画化されると3作連続で50億円超える史上初の偉業を達成した。ついにシリーズ最終章が幕を開けた。

 

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