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ヤクルト・高津監督 マツダ6戦全敗「何なんでしょうね」9回には代打攻勢も届かず「受け止めるしかない」

スポニチアネックス / 2024年7月12日 22時27分

<広・ヤ>9回、見逃し三振に倒れた山田を横目に厳しい表情の高津監督(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ ヤクルト3―4広島(2024年7月12日 マツダ)

 ヤクルトが広島との接戦を落とし今季ワーストを更新する7連敗。敵地マツダでは今季6戦全敗となった。今季6度目の先発登板となった石川雅規投手(44)は、5回8安打4失点で今季2敗目(1勝)。チームの借金も今季ワーストを更新する「13」となった。

 1点を追う9回。代打に青木、中村、山田と勝負をかけた高津臣吾監督(55)だったが、1死三塁から得点を奪うことができず。7連敗となった試合後には「フォアボールを絡めながら先に点を取ったのは非常に良かったです。点を取って取られてというところがちょっとこう…ゲーム展開が重くなりましたけどね。3回までは良かったですけどね。4回からはうーん…まあ、先に4点目を取られてしまったんですけど、何とかもう一回勝ち越しをしたかったなという感じですね。これが今の全力でやっている結果なので、受け止めるしかないですね。1点を防いで、1点をどうやって取るかというところを忘れないで。まあ、大丈夫ですよ。上がっていきますよ」と前を向いた。

 先発の石川については「投げ方も良くなかったですし、その影響というか、そのせいかあれですけど、球も高かったですしね。(相手に)芯で捉えられる打球が多かったですね」と語った。

 これで今季、マツダで6戦全敗。昨季も1勝11敗1分けだった。指揮官は「プレー自体はそんなにやりにくそうに見えないですけどね。何なんでしょうね。何かあるのかよくわからないですけど」と首をかしげた。

 山田と中村が2戦連続でスタメンを外れたことには「別に体が悪いわけではないです」と説明。起爆剤になるものは何かと問われた高津監督は「何でしょう。ピッチャーなら完封じゃないですか。ゼロで抑えれば絶対に負けないので。まあ、でもそこまで言ってもあれなので。こうやって競った時にどうやって勝つか。起爆剤というとちょっと…。競った時に1点を取るのと、いろいろちょっと違うかもしれないけど、まあ競った時に取れるような感じでいかなきゃいけないでしょうね」と自身の考えを示した。

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