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ドジャースがBジェイズ・雄星獲りへ 今夏トレード市場で 大リーグ専門局看板記者が明かした

スポニチアネックス / 2024年7月13日 1時32分

ブルージェイズ・菊池(AP)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1-5フィリーズ(2024年7月11日 フィラデルフィア)

 ドジャースが今夏のトレード市場でブルージェイズの菊池雄星投手(33)の獲得に動く可能性があることが11日(日本時間12日)、分かった。大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・モロシ氏(42)が明かした。ド軍はフィリーズ戦3連戦に全敗して今季2度目の4連敗を喫し、プレーオフに向けて先発投手の整備が急務。地区最下位のブ軍で安定した投球を続ける左腕の動向に目を光らせる。

 敵地で完全な力負けだった。「プレーオフ前哨戦」と注目された30球団最高勝率・656のフ軍との対戦に同一カード3連敗。敵地シチズンズバンク・パークで食らう「スイープ」は08年8月22~25日の4連敗以来、16年ぶりの屈辱だった。

 「今の実力差が表れた。シリーズを通して投手を含めた守備面で良い野球ができなかった」。デーブ・ロバーツ監督が声を絞り出した。2位パドレスに7ゲーム差をつけて地区首位を走ってはいるが、その先の「10月の野球」で避けて通れない相手に力負けした事実は重い。何より山本、グラスノーら故障者が続いた先発投手陣の整備が急務だ。今夏のトレード期限は今月30日(日本時間31日)。モロシ氏は本紙の取材に「ブルージェイズの菊池がドジャースにトレード移籍する可能性がある」と明かした。

 「投手陣にケガ人を多く抱えるドジャースは先発投手の獲得に動いている」と断言し、他にホワイトソックスの左腕クロシェットらを候補に挙げた。地区最下位に沈むブ軍は複数の主力を放出する方針を掲げており、今季終了後FAとなる菊池は有力候補の一人。勝ち星こそ4勝止まりだが、開幕から大崩れすることなく、9日のジャイアンツ戦では8回途中2失点、自己最多13奪三振と快投。ド軍の他にカージナルス、ツインズからも高い評価を得ているという。

 ド軍はこの日は救援左腕バンダを先発させる戦術「オープナー」で臨んだ。しかし、初回にターナーに先制ソロを浴びるなど3戦連続で先制点を献上。終始劣勢の展開を招いた。大きな故障歴がなく、試合をつくれる菊池は喉から手が出るほど欲しい存在だ。加入すれば花巻東の3学年下の後輩・大谷と日米通じて初タッグが実現。菊池が抑えて、大谷が打つ。そんな夢物語が現実になる可能性が着実に高まっている。(柳原直之、杉浦大介通信員)

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