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秩父 自慢の猛打ショー!15安打13得点 原&阿部の新旧巨人指揮官“同姓コンビ”がけん引

スポニチアネックス / 2024年7月13日 5時2分

<秩父・秀明>グータッチをする原(左)と阿部(右)(撮影・小林伊織)

 ◇第106回全国高校野球選手権埼玉大会1回戦 秩父13-3秀明(2024年7月12日 ハレニワ熊谷)

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の出場校を決める地方大会は12日、21大会で120試合(継続試合を含む)が行われ、埼玉大会では秩父が秀明に13―3で5回コールド勝利。「1番・二塁」の原和哉内野手(2年)が3安打1打点、「5番・左翼」の阿部伶音外野手(1年)が4安打4打点と活躍した。“新旧監督”の両者を筆頭に巨人の有名選手と同姓は控えも含め計7人。“巨人軍”が快勝発進を決めた。

 原、阿部、上原、小林、岡島。スコアボードには栄光の巨人軍の歴史を彩ってきた名選手と同じ名字がズラリと並ぶ。15安打13得点で5回コールド勝利を決めた秩父打線をけん引したのは“新旧監督”。1番で3安打1打点の原と1年生ながら5番を任されて4安打4打点の阿部だ。

 初回に2点を先制されたが、控えに堀内や高橋も控える“巨人軍”が慌てることはない。直後の攻撃でリードオフマンの原が右前打で出塁して好機を演出すると阿部が2点適時打を放つなどすぐさま3得点で逆転に成功した。原と阿部の活躍で勢いづいた打線は15安打13得点。初戦をコールド勝ちで飾った。

 原は5回も適時打を放つなど3安打1打点。2年生ながら二塁を守り、憧れの選手は西武・源田だ。「1番打者は出塁することが大事。コンパクトな打撃が武器です」。東海大相模時代からスター性があり、プロでも豪快な打撃でファンを魅了した原辰徳とは少しスタイルは異なるが、攻守にチームに欠かせない存在。「一丸となって戦います」と引き締まった表情で語った。

 阿部は初回2死一、二塁の左翼守備で左翼線を抜かれて2者の生還を許した直後の適時打。責任感が強い男は「それを取り返そうという気持ちがありました」と力を込める。1年生ながら唯一試合に出場しており「先輩たちと長く野球ができるように」との思いをバットに込めて4、5回も適時打を記録。憧れの選手はイチロー(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)だが「右に強い打球を打てるところが自分の武器です」と阿部慎之助のような勝負強さで勝利に貢献した。

 チームはコロナ禍だった20年の埼玉独自大会は2勝を挙げて地区大会の準々決勝まで進んだが、21年から昨年まで3年連続で夏は初戦敗退。過去10大会の最高成績が19年の3回戦であるチームが、打線爆発で快進撃を予感させた。(小林 伊織)

 ≪僕の名前は“1人巨人バッテリー”でも竜党です≫【記者フリートーク】記者は入社1年目。まずは名刺を渡して顔を覚えてもらうことが大事だ。初対面の人間との会話で最初のネタになりやすいのが名字や名前。記者の名前の「伊織」は作家の藤原伊織さんが由来だが、名刺を渡した相手に「巨人の山崎と同じだね。もしかしてファン?」と言ってもらえることもある。ちなみに「小林」も巨人の選手にいる。

 巨人・山崎伊は右投げ左打ちの投手で今季は4打点も記録するほど打撃も得意。実は記者も元高校球児で、三重の津西で右投げ左打ちの投手だった。名前以外にも共通点が多く勝手に親近感を抱いていたが、打撃は苦手。おそらく高校3年間で4打点も挙げていない。

 巨人の有名選手と同じ名字が5人も出場した秩父。実は秀明にも4人いた(山口、松本、水野、加藤)。ちなみに記者が大ファンの中日の有名選手は0だった。(総合コンテンツ部・小林 伊織)

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