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足立学園 「ノーサイン野球」で“かくRUN”7盗塁で12安打15点発進

スポニチアネックス / 2024年7月13日 5時2分

<高輪・足立学園>「ノーサイン野球」を掲げ、12安打15得点で勝利した足立学園(撮影・佐竹玲菜)

 ◇第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 足立学園15-6高輪(2024年7月12日 神宮)

 「ノーサイン野球」を掲げる足立学園が雨にも負けず、12安打15得点で高輪を撃破した。得意の走塁でも7盗塁。19年以来5年ぶりの夏2勝へ向け、まずは好発進を決めた。

 自主性を重んじる塚本達也監督の方針もあり、現在の3年生は1年時からノーサイン野球を実践。グラウンドで各自が戦術を決めることで責任感も増す。初回に5得点。2点差に追い上げられた3回は一挙6点で突き放した。3安打2打点をマークした2番・山本陽樹(3年)は、雨の人工芝と慣れない環境でも「(守備は)ワンバンで投げたりとみんなで決めたことが徹底できた」と胸を張った。

 校舎とグラウンドの距離があるため、移動時間も考慮し1日の練習は「1時間半できればいい方」と指揮官。限られた時間の中で各自が集中して練習。初戦で成果を発揮した。(佐竹 玲菜)

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