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カブス・鈴木誠也 攻守で存在感示し今季最長タイ5連勝貢献 打撃では4試合連続安打

スポニチアネックス / 2024年7月13日 12時23分

6回、投手強襲の内野安打を放つカブス・鈴木(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス5―1カージナルス(2024年7月12日 セントルイス)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が12日(日本時間13日)、敵地でのカージナルス戦に「3番・右翼」で先発出場。6回に4試合連続安打とする投手強襲の内野安打を放ち、4打数1安打だった。ナ・リーグ中地区最下位のチームは同地区2位のカージナルスに5―1で快勝し、今季最長タイの5連勝を飾った。

 鈴木は右翼守備で、初回2死からコントラレスの右中間への安打を素早く処理し、二塁へワンバウンド送球。二塁を狙ったコントラレスを刺し、まず守備で存在感を示した。

 打撃では2打席凡退して迎えた6回先頭の第3打席。メジャー通算107勝を誇る右腕グレイに対し、カウント2―1から外角カットボールをはじき返すと、打球はグレイに当たって一塁方向へ。打球を拾った一塁ゴールドシュミットからベースカバーのグレイに転送されたが、鈴木の足が上回った。8回は三塁へのボテボテの当たりが一度はセーフと判定されたが、ビデオ判定の結果アウトとなった。

 カブスは救援陣が乱れて9回に1点を失い、なおも2死満塁でヌートバーを迎えたが、緊急登板した守護神ネリスが見逃し三振に仕留めて試合を締めくくった。

 11日のオリオールズ戦では死球を受けた主砲ベリンジャーに代わって今季初めて3番打者として先発。3打席連続で適時打となる長打を放ち「(甘い球を)一発で仕留められたのが良かった要因だと思う。積極的にしっかり振れた。このままの勢いで前半戦をしっかり最後まで戦って、またいい試合ができればいい」と話していた。

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