天皇杯ではJ2に敗戦も…C大阪・小菊監督「リーグ優勝に向けて立ち上がる意欲感じる」14日川崎F戦

C大阪・小菊監督

　C大阪はあす14日に敵地で川崎Fと対戦する。延長戦の末に敗れた天皇杯3回戦J2甲府戦から中3日。小菊昭雄監督は悔しさをバネにすると意気込んだ。

　「試合後は選手も精神的にダメージを受けていました。でも終わったこと。切り替えて、前を向いて、次の川崎Fへポジティブに向かっているのは頼もしい。ここからリーグ優勝に向けて立ち上がる意欲を、選手全員から感じています」

　対川崎Fは5試合負けなし（4勝1分け）で2連勝中。近年の対戦では優位に立っているが「川崎Fは相変わらず川崎Fです。パスワークに優れ、個の能力も高い素晴らしいチーム」と警戒心は怠らない。その上で「引けばやられる。アグレッシブにボールを奪いにいく姿勢で戦えるか」と口にした。

　直近リーグ8試合負けなしだが、前節・東京V戦のように勝ち切れない試合も多い。首位・町田との勝ち点差は「10」。天皇杯の敗戦を少しでも意味があるものに変えるには、勝ち点3奪取がマストだ。