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照ノ富士“本場所モード”締め込み姿で立ち合いの動きを入念に確認 あす初日は新小結・平戸海戦

スポニチアネックス / 2024年7月13日 15時47分

錦富士(手前)を相手に右四つの形を確認する照ノ富士(撮影・前川 晋作)

 大相撲の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が13日、名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)を前日に控え、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋で調整稽古を行った。

 この日は、本場所で使用する紺色の締め込みを着用。“本場所モード”で幕内・宝富士(37)を相手に一丁押しを10本行い、立ち合いの当たりを入念に確認した。

 その後、幕内・錦富士(27)を相手に胸から当たる立ち合いも練習。踏み込んで右四つ左上手の得意の体勢で寄ったり左おっつけで押し込んだりと攻めの形を試した。

 照ノ富士は今年の初場所で9度目の優勝を果たすも、その後は古傷の両膝や腰のケガなどの影響で2場所連続途中休場。6月下旬から幕下力士を相手に実戦稽古を再開し、今月5日には立浪部屋へ出向いて新小結・平戸海(24=境川部屋)と11番取るなど少しずつペースを上げていた。あす初日は、その平戸海と対戦。復活、そして自身10度目の優勝へ。初場所以来3場所ぶりの白星発進で好スタートを切りたい。

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