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石丸伸二氏に託す夢 選挙参謀語る「政治の世界に大谷を、藤井を見いださなかったらダメに…」

スポニチアネックス / 2024年7月13日 16時47分

石丸伸二氏

 選挙プランナーで、藤川選挙戦略研究所の藤川晋之助代表理事が12日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、東京都知事選で次点だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)との今後の関係性について語った。

 石丸氏は現職の小池百合子氏に敗れはしたものの、165万8363票を獲得。一躍、脚光を浴びた。藤川氏は石丸氏の選挙対策事務局長を務め、躍進に貢献した。

 反町理解説委員長から「今後も石丸さんと政治行動をともにするか決まっているんですか?」と問われると、藤川氏は「それは石丸さん自身で、“古い世代の藤川君、必要ない”と言われるかもしれませんからね」と返答。さらに契約内容について問われると、「ちょっと誤解を得るかもしれないんですけど、私もまったくボランティアなんです」と告白し、一同を驚かせた。

 「5500人の人がみんなボランティアで集まってて、私だけがプロで金もらってるってね、心許なくて」。集まった多くのボランティアが、文句一つ言わずに運動を手伝っている様子に心を動かされたという。「もう年も取っているし、お金に困っているわけじゃないから、もういいやって。俺も150万までだったら献金してもいいから手伝おうっていう気持ちで、手伝っちゃったんですよ」と打ち明けた。

 その上で石丸氏について、「虚像かもしれない。実像というのは、まだ1カ月ですから(分からない)」と率直な印象を語った。「今の覚悟というのは、選挙は1カ月で終わっちゃうから、終わりが見えているから僕らもやれるんです」。石丸氏との今後の協力体制については、「政党政治とか国政とかを狙って行くのであれば、何年も続く。長い道のりなんです。それはよほど、今の何十倍も覚悟がないと、なかなか続かないし、1回やってはしごを外されても困るわけですから。そこは人を見定めなければならないですね」と、慎重な見方を示した。

 とはいえ、今までになかった可能性を感じているという。「この政治の世界に大谷を、藤井を見いださなかったら日本はダメだなと思っている」。ドジャース大谷翔平投手や、将棋の藤井聡太王位=王将など7冠=の名前を挙げて期待を口に。「ちょっと大谷かなと思っちゃった。今も大谷かな?と思いながら。大谷であって欲しいなと思うわけですよ」と、石丸氏に感じたロマンを語っていた。

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