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なでしこJ・藤野あおば FK弾&CKで好機演出「新たな日本の脅威に自分がなるために」

スポニチアネックス / 2024年7月13日 22時1分

<日本・ガーナ>後半22分、FKを決め喜ぶ藤野(左から2人目)と田中美(左)(撮影・小海途 良幹)

 ◇サッカー女子国際親善試合 日本4―0ガーナ(2024年7月13日 金沢ゴーゴーカレースタジアム)

 パリ五輪に出場する女子日本代表「なでしこジャパン」は五輪前最後の国際親善試合としてガーナ代表と対戦し、4―0で完勝した。MF藤野あおば(20=日テレ東京V)は後半22分にFK弾。セットプレーで存在感を示し、五輪へ弾みをつけた。チームは14日に決戦の地フランスへ出国する。

 藤野が華麗な放物線を描いた。2点リードの後半22分だ。ペナルティーエリア手前左からのFK。右足を振り抜くと、ボールはゴール左上を突き刺した。

 「自分がなでしこジャパンとしてスターティングイレブンに名前が入ってる立場として、(先発が)自分じゃないといけない理由を証明したかった」

 この日はCKでも好機を演出し、同20、35分にゴールに絡んだ。「新たな日本の脅威に自分がなるために積み上げてやってきたことが結果で出た」と藤野。五輪でもセットプレーが武器になると示した。

 チームは今後、五輪に向けてフランスへ出国し、コロンビアとの非公開トレーニングマッチを経て、25日に五輪本番1次リーグC組初戦でスペイン戦(ナント)に臨む。藤野は「基礎的な部分は積み重ねが大事。ここから五輪の初戦を迎えるまでの間でもさらにレベルアップできる。慢心することなく、謙虚に取り組んでいきたい」と花の都へ視線を向けた。

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