副島淳 生き別れた父の職業に驚き「え？凄い人じゃんってなって」 異母兄はまさかのレジェンド

副島淳

　タレント副島淳（39）が、13日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」（土曜後9・00）にゲスト出演し、家族にまつわるエピソードを明かした。

　愛車歴とともにゲストの半生を振り返る番組。副島は米国人の父と、日本人の母との間に生まれたが、両親は結婚しておらず、父を知らないまま生きてきたという。「生まれた時から父親がいなくて、母と母方の祖母と3人で生活していた」と明かした。

　そんな中、ある番組のスタッフから相談を持ちかけられたという。「とある番組のスタッフさんが、“ちょっとお父さんを探してみませんか？”って」。すると、両親が離婚している「おぎやはぎ」矢作兼も「なる。絶対なる。俺もなったもん。3、4歳で（親が）離婚してるから」と副島の話に理解を示した。

　副島と生き別れた父とは、意外な共通点がったという。「母親いわく、お前の父親も日本で芸能活動をやってたんだよと。その時にポロっと聞きまして。“え？そうだったの？”って。その関係で調べていったら、いろんな作品に出られている方で。松田優作さんとちょっと共演したり、高倉健さんと共演したりとか。『西部警察』にも出てたりしてて。え？凄い人じゃんってなって」。まさかの事実に、おぎやはぎも驚きの声を上げた。

　番組の企画で、父の素性は判明したという。「ただ、生きてはいなかったんですね。当時探した時は、探し始めた数年前に糖尿を患って亡くなってしまっていて」。対面は果たせなかったが、もう一つ、驚きの事実も分かった。

　「どうしようかと言ってた時に、父の知人の方が、“あなたとお母さんは違うけど、父親にもう1人奥様がいらっしゃって、その方とも子供がいるよ”って」。しかも、「本当に数奇な人生だなって思ったんですけど、中学時代からバスケットをずっと続けていて、日本代表でバリバリ活躍していて憧れの選手の高橋マイケル選手、あの人がなんと義理の兄弟だった」。スーパーリーグのトヨタ自動車などで活躍し、日本代表にも選ばれたレジェンド選手が、異母兄弟であることが分かったという。

　マイケル氏はDNA鑑定の申し出も快諾してくれたという。結果は「99・999％、同じ父親ですとDNA上でも判明した」といい、「父親とお兄ちゃんが一気に分かったという番組で」と、奇跡のような出来事を振り返っていた。

　矢作は「全然知らないのに、（父と同じ）俳優をやっていて、（異母兄と同じ）バスケをやってたんだ」とびっくり。副島も「その導きというか、ホントに血は争えないですね」としみじみしていた。