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関大北陽 偉大な「岡田先輩語録」が白星アシスト 25年ぶり甲子園切符狙う? そら、そうよ

スポニチアネックス / 2024年7月14日 6時33分

<汎愛・関大北陽>2回、先制の2点本塁打を放った関大北陽・玉木(手前)を迎える辻本監督(左)ら(撮影・平嶋 理子)

 ◇第106回全国高校野球選手権大阪大会 2回戦 関大北陽4ー3汎愛(2024年7月13日 南港中央)

 阪神・岡田監督の母校である関大北陽が「岡田語録野球」で快勝発進を決めた。

 2回無死一塁で「5番・左翼」玉木大也(2年)が直球に差し込まれることなく捉え、弾丸ライナーで左翼席に先制2ランを突き刺した。岡田監督の持論「ポイントを前にして打て」を体現するような完璧な一発。「後ろにつなぐために自分のスイングをしっかりしようと思った」と胸を張った。

 普段プロ野球を見ない玉木は、岡田監督が同校OBであることを阪神の監督就任後に知った。阪神戦は見なくても、スポーツ紙などで一言一句再現されている「岡田語録」には目を通す。「森下選手や佐藤輝明選手ら強打者にかける言葉を見て、自分の強みにできる部分は参考にしています」。玉木は、体重100キロで、高校通算15本塁打を誇る巨漢スラッガー。同じ右の強打者である森下に対して「今のスイングじゃ、絶対無理よ」などと報道陣を通じて若虎に伝えてきた指揮官の発言は、回り回って母校の打力向上をも促していたというわけだ。

 辻本忠監督も「岡田さんの野球の話が記事になるので、うちの選手にはすごく響いていると思います」と「語録効果」を明かした。辻本監督は必ず阪神戦をテレビで観戦し、岡田監督の采配を研究。「選手の使い方などすごく勉強にさせていただいています」。岡田監督は、同校OBの阪神・嘉勢敏弘打撃投手を通して母校の試合結果を確認しているという。夏の甲子園出場は1999年が最後。母校の25年ぶりの聖地帰還を願っているかは、確認するまでもなく、そらそうよ――。 (河合 洋介)

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