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“千葉のドカベン”行徳・水竹 太腿つり途中交代「悔しい」初戦敗退 卒業後は居酒屋の大将目指す

スポニチアネックス / 2024年7月14日 5時3分

<行徳・検見川>2回の第1打席で遊邪飛に倒れた行徳・水竹

 ◇第106回全国高校野球選手権千葉大会2回戦 行徳4-10検見川(2024年7月13日 長生の森)

 千葉のドカベンが散った。登録体重138キロの行徳の4番・水竹颯(はやて=3年)は、1打数無安打2四死球で初戦敗退。太腿をつり5回で途中交代し「悔しい気持ちでいっぱい」とこぼした。

 2回の1打席目はフルスイングで高く上がった遊邪飛。相手が警戒感を強め、4回は四球、5回も死球と勝負を避けられ、アクシデントでの途中交代で無安打に終わった。春季大会で豪快な本塁打を放って「ドカベン」の愛称が学校でも浸透し「うれしい」と笑う。最高150キロの体重は、お菓子とジュースをやめるダイエットで132キロまで減った。だが、観戦した母・惟(ゆい)さんは「ご飯はやっぱりやめられないそうです」と笑った。

 大将が愛称の中日・中田翔が憧れ。「居酒屋を開いて、両親に自分でさばいた魚を食べてもらいたい」。愛されキャラのドカベンは卒業後、居酒屋の大将を目指す。(松尾 知香)

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