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広島・石原が今季「長打を増やしたい」目標に“脱力”意識が“脱ベンチウオーマー”につながった

スポニチアネックス / 2024年7月14日 5時3分

<広・ヤ>ヒーローインタビューでファンの声援に応える広島・石原(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 広島1ー0ヤクルト(2024年7月13日 マツダ)

 <記者フリートーク 広島担当・長谷川凡記>

 昨季1軍出場なしに終わった石原は、何かを変えないといけないと感じていた。2月の春季キャンプ前に首脳陣に提出したリポートに記した目標は「長打を増やしたい」。その実現のため、意識改革に着手した。

 「振る意識が強かったがトップの位置を低くして力を抜いている。投手にタイミングを合わせるだけという感覚でやっている」。テーマは“脱力”。その意識を持つことが、スイング軌道の安定につながった。60試合125打席で記録した21年の自己最多4本塁打に、今季は29試合74打席であと1本とした。

 プレー面に加え「どんな打者でも10回のうち7回は失敗する。気負いすぎずに打席に入っている」と心理的な“脱力”の意識もプラスに作用。脱・ベンチウオーマーにつながっている。 (広島担当・長谷川 凡記)

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