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日本ハム・レイエス 3安打でソフトバンク戦連敗7で止めた 2回先制6号でチームに勢い

スポニチアネックス / 2024年7月14日 6時2分

<日・ソ>2回、先制ソロを放ち森本コーチと喜び合うレイエス(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム3-2ソフトバンク(2024年7月13日 エスコンF)

 口ひげに眉毛にはそり込み。いかつい風貌の日本ハム・レイエスが、試合後は柔和な笑みを見せた。ソフトバンク戦の連敗を7で止める3安打1打点の大活躍。「モチベーションを高くやれている。良い状態で臨めているのが好調の要因かな」と白い歯を見せた。

 2回先頭で左翼席に7試合ぶりの6号先制ソロを放つと、4回は左前打で6回は右中間二塁打。三塁打でサイクル安打という8回1死一塁は、しっかりと四球を選んで逆転劇を演出し「自分の仕事は状況に応じて一番いい選択をすること」と胸を張った。

 ベンチでも常に声を出し、チームを盛り上げる陽気な性格。ただ、シーズン序盤は日本の投手への対応に苦しみ、2軍落ちも経験して悔しさにまみれた。それでも6月中旬以降は1軍に定着し、最近は新庄監督からもらった「右足の股関節を意識して、(打つ)ポイントを前に」という助言を実践。直近10試合は打率・345、3本塁打、7打点と好調だ。

 4番を任されているマルティネスが調子を落としていることもあり、新庄監督は「何試合かは絶好調のモーレ(レイエス)でいきたい。打球が速い。三塁は危ない」と、この日は5番だった大砲を当面の間は4番で起用する方針を明言。レイエスも「助言をもらっているけど、試合は自由にやらせてもらっている」と感謝する。

 晴天にも恵まれたエスコンフィールドで今季4度目となった「ルーフオープンデー」で首位・ソフトバンクに快勝。しばらく勝率5割近辺にいるチームを、ドミニカンのバットが浮上させる。(田中 健人)

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