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田嶋陽子氏 石丸伸二氏に「都知事なるつもりあった?」舛添要一氏助太刀「街頭演説の数忘れてはいけない」

スポニチアネックス / 2024年7月14日 14時30分

石丸伸二氏

 前安芸高田市長で、東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(41)が14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)に出演した。

 7日に行われた都知事選について、パネリストと議論となった石丸氏。まずは司会の黒木千晶アナウンサーに「お忙しいところありがとうございます」と出演への感謝を伝えられると「忙しくはないです。無職ですから」と自虐的に返答。また、黒木アナやパネリストで産婦人科医の丸田佳奈氏に「怖い」という印象を伝えられると、選挙後のインタビューについて「メディアに対する不満を一撃打ち込みたかった。大変効いたなと思っているし、大事なパフォーマンスだった」と語り、政界を含め日本をめぐる環境の現状打破を目指す自身のあり方を示す最善策だったという考えを示した。

 一方で元参院議員の田嶋陽子氏は「都知事になるつもりはなかったのでは?次のステップを考えて出馬して、すばらしい成果を挙げたのは実に賢く、若い人たちの行き場のない票を集めたのは、あなたのようなSNSを駆使するような人じゃないと考えつかないと思う」と評価しつつも、少しいじわるな見方を披露。石丸氏は強い口調で言い返すわけでもなく「本気で勝ちにいってないとあれだけの票はとれていないと思います。宣伝目的であれだけ都民の方が動くのはあり得ない」と笑顔をたたえながら反論した。

 これについて、元東京都知事の舛添要一氏が助太刀。「彼は229回も街頭演説をやっている。これは本当に大事。仕事帰りにサラリーマンが疲れているのに聞いてくれる、そしてうなずいてくれる。これで5票入ったなと思ったりできるんです。古典的だけどこれの積み重ねが大事。SNSとかじゃなくて彼が200回以上やったから、というのは忘れてはいけない」と、経験者ならではの高評価を与えた。

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