1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

リレー侍、金へ変幻オーダー「5、6パターン」桐生3走チェック、サニ1走プランも

スポニチアネックス / 2024年7月14日 16時18分

バトンパスを練習する上山(左)と桐生(撮影・藤山 由理)

 悲願の金メダルを狙う陸上男子400メートルリレーのパリ五輪代表が14日、都内で練習を公開した。現地で合流となる世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)を除く7選手がバトンワークを披露した。

 日本陸連の土江寛裕・短距離ディレクターは「東京五輪で獲れなかった金メダルを目標に取り組んでいる。バランスの取れたメンバーになった」と話し「(日本記録超えの)37秒40が金メダルライン。現実的な目標タイム。米国に先行されないようなレースすることが大事」と戦略を明かした。

 この日は坂井隆一郎(大阪ガス)→柳田大輝(東洋大)の1、2走パターンをはじめ、3、4走には16年リオデジャネイロ五輪銀メダルメンバーの桐生祥秀(日本生命)から上山紘輝(住友電工)、ともに新メンバーの鵜沢飛羽(筑波大)から東田旺洋(関彰商事)のパターンも試運転した。

 従来は走順を固定していく流れが多かったが、土江ディレクターは「今回は5、6パターン」もあるという。20日のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会や事前キャンプ地や本大会中の状態を見極めながら、レース当日にオーダーを決めるという。

 ダイヤモンドリーグではカーブを走る特殊区間の3走で実績十分の桐生を配置予定。土江ディレクターは「今年、桐生は本来の力で走れているわけではない。3走を走れるかのチェックになる」と強調。桐生は「今回も3走で準備している。もう一回メダルを獲りにいきたい」と意気込みを口にした。

 バトンミスした東京五輪から3年、個の走力アップに注力した成果が現れている。土江ディレクターは「ハキームは4走固定だったが、世界リレーでの1走がとんでもなく良かった」と言い、個人での活躍が期待されるサニブランの1走起用の可能性にも言及。「2チームで出たいくらい。最高のオーダーをつくっていく」と土江氏。変幻自在のリレー侍が、東京五輪のリベンジを目指す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください