平本蓮は風邪のためファンイベントに電話で参加 超RIZIN.3に向け「公開処刑します」

風邪のため電話参加となった平本蓮と会話する鈴木芳彦アナウンサー

　格闘技イベント「超RIZIN.3」は7月28日、さいたまスーパーアリーナで開催され、約1年ぶりの復帰戦となる朝倉未来（32＝JAPAN　TOP　TEAM）と平本蓮（26＝剛毅會）がメインのRIZIN　MMAルール5分3R（66.0キロ契約）で対戦する。

　　決戦を2週間後に控えた14日、大会を全試合完全生配信するU-NEXTとRIZINの合同企画「平本蓮選手ファンイベント」が都内で行われた。このイベントはPPV（ペーパービュー）の購入者限定だったが、平本は朝から風邪の症状が出たため、チームの判断により大事を取って欠席。冒頭に電話で「すみません、風邪ひいちゃいました。今日の朝、ダメになっちゃって、ゆっくりさせてもらいます」と説明した。朝倉未来戦に向けて、電話の向こうから「2週間後、言っていた通り、公開処刑します」と宣言すると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

　　3月16日に対戦が発表されてから約4カ月。平本は4月にアイルランドを訪れ、元UFC2階級王者のコナー・マクレガーが所属するジムでトレーニングをしている。さらに、初代Krushフライ級王者・大久保琉唯（K－1ジム・ウルフ　TEAM　ASTER）、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者・吉成名高（エイワスポーツジム）らとも合同練習を実施。自身のインスタグラムでは研ぎ澄まされた肉体を披露していた。

　　イベントを楽しみにしていたファンのために、平本が大会ポスターを来場者全員分購入しファンにプレゼント。それを司会の鈴木芳彦アナウンサーが報告すると、会場から歓声が上がった。欠席の平本の代わりに、スペシャルゲストの梅野源治（35＝PHOENIX）と篠塚辰樹（26＝MASTER　BRIDGE　/剛毅會）が軽妙なトークで盛り上げた。注目の一戦の試合展開について、梅野は「蓮は寝かされないように打撃でいく。朝倉選手は打撃に付き合わない」と予想。平本のチームメートでもある篠塚は「余裕で蓮（の勝利）だと思う。時代が変わると思う」と断言した。