石丸伸二氏 メディア戦略の重要性説かれても「戦略的に考えた結果このスタイルが私の存在意義」

石丸伸二氏

　前安芸高田市長で、東京都知事選で次点だった石丸伸二氏（41）が14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会」（日曜後1・30）に出演し、マスメディアに対して歯に衣着せぬ発言をすることについて「戦略的に考えた結果がこのスタイル」と明かした。

　パネリストで産婦人科医の丸田佳奈氏は石丸氏の知事選後の発言について「清々しかった」と評価した一方で、「「切り取られて流されたりして、高齢者に受けなかったと思う。政治家にならないと何も変えられないので、多少はメディア戦略も考えないと政治家になっていただけないのでは」と感想を述べた。

　また、作家の竹田恒泰も、石丸氏のタレント山崎礼奈への受け答えなどを念頭に「マイナスだったのではないか。せっかくのファンを逃してしまったのでは？」と語った。

　しかし、相手の発言に忖度したり、おもねいたりして好感度を上げていく方法は今後もとらないことを明言。「これを取らないのだったら私の存在意義はない。そういうのは他の人に任せたらいいと思っている」と信念を曲げなかった。