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堅守の首位町田が2戦連続1―0勝利 同点ピンチしのいだDF林幸多郎「体を張るところは最低限できた」

スポニチアネックス / 2024年7月14日 22時25分

<東京V・町田>後半、山見のシュートを止める町田GK谷(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第23節 町田1―0東京V(2024年7月14日 味の素スタジアム)

 首位の町田が序盤の先制点を守り抜き、東京Vとのダービー「東京クラシック」を制した。5―0で大勝した5月のホーム戦に続き、同期昇格のライバルから堂々のシーズン2勝を挙げた。

 これぞ町田の勝ち方だった。シュート本数は5対13と劣勢ながらも、前半6分にオウンゴールで奪った虎の子の1点を全員守備で守り抜いた。

 前半44分にはFW山見大登が巧みなフェイントでGK谷晃生を振り切り右足でシュートも、カバーした左サイドバックのDF林幸多郎が鋭く反応して好ブロック。チームで唯一、リーグ全23試合で先発出場中の林は「みんなで最後に体を張るところは最低限できたかなと思う」と手応えをにじませた。

 日本代表GK谷晃生も好セーブを連発した。猛追を受けた後半、終了間際の44分に町田の左サイドを破られて最大の決定機を許したものの、山見のシュートを右手1本でしのいだ。前節名古屋戦に続き、スコア1―0でのしびれる勝利に「終盤の時間帯でもサボる選手はいない。それがいい結果につながっている」と胸を張った。

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