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日本ハム・万波 レーザービーム&大谷ばり打球速度180キロ弾で自力V消滅阻止、勝率5割復帰

スポニチアネックス / 2024年7月15日 6時1分

<日・ソ>7回、甲斐の打球を処理し本塁に送球した万波(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム3-1ソフトバンク(2024年7月14日 エスコンF)

 万波砲2発で首位を叩いた。日本ハム・万波中正外野手(24)が14日、首位ソフトバンク戦で同点の左越え11号ソロを放てば、右翼守備では同点を阻止する本塁への好返球で勝利に貢献。特大弾と鉄砲肩のダブルバズーカで今季初の首位・ソフトバンク戦連勝に導いた。引き分け以下なら自力優勝の可能性消滅の危機も回避。3日以来の勝率5割に復帰した。

 ルーフオープンデーのエスコンの青空が、きれいだった。衝撃音を残した白球を、3万1677人が見上げた。着弾まで6・10秒。左翼ポール際2階席への万波のアーチは、今季自身最長の滞空時間の特大弾だった。

 「良かったです、マジで。完璧でした。間違いなく(今季一番の当たり)だと思う」

 0―1の4回先頭。モイネロの内角低め150キロ直球を思い切りすくい上げた。メジャー通算200号を放ったドジャース・大谷ばりの打球速度180キロ。3戦2発の量産態勢に突入する砲撃のような同点11号ソロが、逆転への号砲だった。

 レイエスの左越え7号ソロで勝ち越した直後の7回。今度は守備で魅せた。2死二塁で二塁走者は代走・周東。甲斐の右前打を前進守備で処理し、本塁を狙った周東を正確なワンバウンド送球で刺した。ソフトバンク側がリクエストを要求も判定はそのまま。外野手の補殺では両リーグトップの9で、このプレーのように中継を介さずダイレクトで送球する「直接補殺」も両リーグトップの7。リーグ最多31盗塁の周東との一騎打ちを、もう一つのバズーカで仕留め「球の強さや場所もあれ以外だったらセーフ。本当にいいプレーだった」と胸を張った。

 引き分け以下で自力優勝の可能性が消滅した一戦。一発と肩の“ダブルバズーカ”で勝利を引き寄せた。首位ソフトバンクに今季初の2連勝。3日以来の勝率5割に戻し、楽天と並ぶ3位に再浮上した。「最高のプレーができたかなと我ながら思う。ホークスに勝ち越すのは大変。3連戦凄い投手らが来て、その中で勝ち越せたのは価値がある」。パ・リーグの灯はまだ消すわけにはいかない。(清藤 駿太)

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