【バレー男子】高橋藍 20日ポーランド戦で復帰へ 左足首痛も「自分の感覚的には出場できる」

＜パリ五輪日本代表出発＞出国前、フィリップ・ブラン監督と笑顔を見せる高橋藍（中央）（撮影・会津　智海）

　パリ五輪に出場するバレーボール男子日本代表が14日、羽田空港から事前合宿地となるポーランドへ出発した。

　左足首痛からの復帰を目指す高橋藍（22＝サントリー）が20日のポーランドとの強化試合で復帰する可能性が高まった。既に強度を上げたリハビリを開始。「まだ少し違和感はある」とした上で「出る、出ないは監督の采配によるが、自分の感覚的にはポーランド戦から出場できる」と強調した。

　6月18日のネーションズリーグ1次リーグのカナダ戦で負傷。1月に痛めた箇所の「後遺症」とされ、銀メダルを獲得した決勝トーナメントの出場は回避した。本番前にポーランド、セルビア戦に出場できれば、連係面を含めたメリットは大きい。「パリ五輪のために東京五輪からの3年間、人生を懸けてやってきた。一番いい色のメダルを日本に持ち帰りたい」と覚悟を示した。