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【前田健太と一問一答(2)】原点回帰の投球で好投「こういう感じで投げた方がいいかなというのが見つかった」

スポニチアネックス / 2024年7月15日 11時50分

<タイガース・ドジャース>3回2/3を投げて無失点の前田に地元ファンはスタンディングオベーションだった(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ タイガース4―3ドジャース(2024年7月14日 デトロイト)

 先発から中継ぎに配置転換されたタイガースの前田健太投手(36)が14日(日本時間15日)、本拠でのドジャース戦に0-3の4回から3番手で救援登板した。大谷翔平投手(30)に内野安打を許したものの、3回2/3を投げて1安打無失点、5奪三振の投球。大谷の打席で今季最速となる94.1マイル(約151.4キロ)もマークした。ドジャース打線を寄せ付けず、2戦連続となるサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 前田との一問一答は以下の通り。

――先発ローテーションから外れて初めてのマウンドで素晴らしい内容、結果を出した。

「ローテーションを外れて最初の登板だったので、最初の登板が凄く大事だと思っていました。外れた悔しさとかいろんなものがありますけど、もう1回やり直すという気持ちでいいスタートを切れるように凄く気持ちも入りましたし、いい内容、いい感覚で投げることができたのでいい登板になった」

――調整も難しかったと思うが、どのような調整をしてきた?

「前回先発して3日間、4日間は投げられないので。昨日くらいから投げる可能性があるということだったので、調整はそこまで大きく変わらないです。今日はブルペンデーということで、今日投げる可能性は凄く高かった。今回の登板は凄く準備はしやすかった。トレーニングも中継ぎだから変えるところももちろんあるんですけど、自分の状態をより良くできるようにいろんなトレーニングを取り入れたり、いい状態を取り戻せるようにいろいろやっていきたい」

――相手が古巣ドジャースだったが、どのような気持ちだった?

「初めての登板なので、なんか不思議な感じもありつつ。半分以上は一緒にやっていない選手も多いですし、若い選手も多かった。そこまでやりづらさはなかったですけど、ドジャースに投げられて楽しかったし、翔平とも対戦できて僕的には楽しい試合だった」

――試合前は大谷選手が前田投手の練習する様子を見て、もしかしたら投げるんじゃないかと言って引き揚げたそうだが。

「今回は中継ぎでの登板だったので、対戦できても1打席だろうなというのはあった。なんとか2死走者なしで打席を迎えたいと思っていた。2死走者なしで迎えられたので純粋に勝負を楽しむことができた。ヒットを打たれてしまいましたけど、楽しかった。彼と対戦することによって僕のモチベーションだったり、闘争心だったり、力も今まで以上に出ましたし、凄く楽しかったです」

――初球外れたボールのリアクションを見ても力が入っているように見えた。

「フォアボールだけは絶対に出したくなかった。1番おもしろくないと思うので。2ボール1ストライクからスプリットでなんとかカウントを整えてストレートで三振取ってやろうと思っていたんですけど、その前に打たれちゃった(笑い)やっぱり甘いボールは見逃してくれないですし、改めていいバッターだと感じました」

――球速が94マイルも出て、その時点では負けていたがスタンディングオベーションでファンも迎えてくれた。

「なかなかタイガースに来てからいいピッチングができていなかったので、ああいうふうに今日のピッチングで拍手をもらえたのはうれしいです。今後ファンの人の期待に応えられるようなピッチングを続けていきたいです。いい結果でチームに貢献できるように頑張りたい」

――今後の課題は?

「たくさん課題はありますし、やらなければいけないこともあるし、うまくいかないこともたくさんある。ここからなんとか修正して上がっていけるように頑張っていきたい。進化して先発に戻れるように必死にやりたい」

――一昨日大谷選手や(元通訳の)ウィルさんと話していたが、ドジャースの仲間との会話はどうだったか?

「なかなか会うこともないので球場で話せるのは凄くうれしいですし、ドジャースで一緒にやっていたメンバーと話せることは僕にとって凄く気分転換になった。みんなに会えて凄くうれしかったです」

――今日の救援登板で何かつかんだものは?

「いろいろ自分の中で試行錯誤しながら昔の映像を見たりとかしながら登板しているんですけど、やっぱり原点に戻った方がいいっていうのは今日の登板前にいろいろと感じていた。スライダーも大きく曲げて、スプリットも大きく落としてとか自分の中で考えながら調整しながら投げていたので、今日は1回忘れてストライクゾーンで強めに腕を振る感覚で投げたことによって変化球のいい動きもありましたし、スピードも出ましたし、こういう感じで投げていった方がいいのかなというのが見つかったので凄くいい登板になった」

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