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小山怜央四段がC級2組昇級「ホッとしています。昇級できなければ引退だという気持ちがあったので」

スポニチアネックス / 2024年7月15日 16時21分

フリークラスからC級2組昇級を決めた将棋の小山怜央四段 (提供・日本将棋連盟)

 将棋の小山怜央四段(31)が15日に収録された第74回NHK杯トーナメント本戦で勝ち、規程により順位戦C級2組への昇級を決めた。フリークラスから同級への昇級は通算12人目だが、奨励会(プロ養成機関)経験がない棋士の昇格は戦後初の快挙となった。

 岩手県釜石市出身の小山怜央はアマ時代に所定の成績を挙げ、22~23年に行われた棋士編入試験を受験し合格。現行制度で奨励会経験のない初のプロ誕生として話題を呼んだ。

 同試験合格者は名人戦出場権を争う順位戦に参加資格がないフリークラスからのスタートとなるが、小山は15日の勝利で直近30局の成績が20勝10敗(勝率・667)となり、フリークラスからC級2組昇級条件の「30局以上で勝率6割5分以上」を満たした。順位戦参加は来夏開幕の第84期からになる。

 過去には花村元司九段が1944年(昭19)に奨励会を経ず棋士となり、順位戦に参加した例がある。

 小山四段の話 ここ数日はもうすぐ対局だなとドキドキしながら生きていました。(昇級は)プロになってからひとつの大きな目標でしたし、ここまで長かったのでホッとしています。昇級できなければ引退だという気持ちがあったので。順位戦は想像がつきませんが、普段参加されている先生方が深夜まで戦われているのを見て、これが棋士人生だと思うので、それを戦えるのがうれしい。しっかり体力をつけていきたいです。

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