西武デストラーデスペシャルアドバイザーが1軍視察 不振のコルデロに打撃指導「今は順応できていない」

＜西・オ＞試合前、あいさつするデストラーデ氏　（撮影・白鳥　佳樹）

　西武のスペシャルアドバイザーに就任したオレステス・デストラーデ氏（62）が15日、オリックス戦（ベルーナドーム）の試合前に1軍練習を視察し、コルデロら外国人選手とあいさつを交わした。　

　外国人選手の生活面やメンタルサポートなどの役目を託され、スペシャルアドバイザーに就任。今季はメジャー通算27発のコルデロと同114発のアギラーを獲得。しかし、コルデロは不振で2軍調整が続き、4番を務めたアギラーも打率・204、2本塁打と状態が上がらず、5月8日に右足首痛を訴えリハビリが長引いている状況。

　この日はコルデロに打撃指導し「今はなかなか日本の野球に順応できていない。タイミングの取り方が遅れたりしている部分があると思いますので、そういったことを在籍している期間にアドバイスできたらなと思います」と復調を期待した。

　デストラーデ氏は89年6月に新助っ人のとして入団。92年には41本塁打を放ち、外国人選手としては初となる3年連続の本塁打王を獲得。DH部門でのベストナインも3年連続で受賞した実績を持つ。