巨人・阿部監督 新助っ人ココ・モンテスは「段階を踏んで様子見」 当面はファームで調整へ

＜巨・神＞　ベンチで厳しい表情の阿部監督（撮影・大森　寛明）

　◇セ・リーグ　巨人0―2阪神（2024年7月15日　東京D）

　巨人の阿部慎之助監督（45）は15日の阪神戦に敗戦後、報道陣の取材に応じ、この日の試合前に東京ドームで入団会見を行った新助っ人、ココ・モンテス内野手（27＝前ロッキーズ）について当面はファームで調整させることを明かした。

　「まだまだ来たばかりなんで、しっかり下で調整してもらって、段階を踏んで様子見たいなと思います」と語った。

　今季はマイナーで64試合に出場し、打率.335、9本塁打をマークしたモンテスは右投げ右打ち。

　入団会見では「マイアミから来ました。ジャイアンツの一員となれてうれしく思います。とても興奮している。チームの勝利のために頑張りたい。日米の野球は少し違うかもしれないが、同じスポーツ。多くを学んで日本の野球に適応していきたい」とコメントした。

　また、吉村禎章編成本部長（61）は「後半、大事な戦いが続く。現場とも話しまして、来年以降も見据えて彼を獲得することになりました。内野複数ポジション守れるのが強み。日本の野球にフィットするんじゃないかなと。獲得できて良かったと思います」と期待していた。