大谷翔平「2番・DH」で先発する今球宴に向け「何回来てもこういう雰囲気は素晴らしい」

＜MLBオールスター2024＞会見で質問に答える大谷（撮影・西尾　大助）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、テキサス州アーリントンで16日（同17日）に開催されるオールスター戦の前日会見に参加した。

　ナ・リーグの「2番・DH」で出場する大谷には、大勢の記者が殺到。今球宴について「何回来てもこういう雰囲気は素晴らしい。自分にとっても球界にとっても素晴らしい。何回も来たいと思いました」と声を弾ませた。

　試合に向けては「まずしっかり出場して、自分のできるパフォーマンスを準備してしっかり発揮する。どういう結果になるかわからないですけど、あとは無事に終えて後半戦を迎える準備をその先でできたらなと思います」と意気込んだ。

　メジャー移籍当初との球宴出場に対する思いの変化を問われると「肌感覚は変わらないですかね。毎年出たいなと思っていますし、これが10回になっても15回になっても変わらないんじゃないかと思うので、そういう感覚はあまり変わらないかなと思います」とコメント。背負うものや期待とどう付き合ってきたかを問われると「そこまでないですね。僕1人でやっているわけではもちろんないので、これだけ素晴らしい選手がいるので。例えば僕が出なかったとしても盛り上がることは間違いないと思う。そこまで感じることはないと思います」と話した。

　また「オールスター戦で楽しみにしていることは？」と問われると「同じリーグの人と話せるのは、(普段)ないことだと思います。ベンチもそうですけど、クラブハウスも一緒に過ごすことはないと思う。この選手はこういう人だったんだとか、意外にこういう雰囲気の人だったとかっていうのは。リーグも変わっていますし、なかなかある経験ではないので楽しみかなと思います」と声を弾ませた。

　既に誰か選手と話したかについては「まだ初日なのでそんな話してないです。みんなやっぱり思ったより柔らかい雰囲気の人が。球場で見ているより、やっぱり実際に話した方がそうだなといつも思います」と話した。