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亀山つとむ氏 阪神・ビーズリーが示した巨人・ヘルナンデス攻略の指標

スポニチアネックス / 2024年7月16日 5時18分

<巨・神>初回、ヘルナンデスを空振り三振に打ち取ったビーズリー(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 阪神2―0巨人(2024年7月15日 東京D)

 【亀山つとむ 視点】途中加入のヘルナンデスは巨人浮上の原動力になってきた。阪神は今回が初対戦。今後の優勝争いでキーマンになりうる存在だけに注目していた中、ビーズリーがしっかり攻略の指標を示した。

 初回1死一塁では外角ボールゾーンへのカットボール、スライダーで誘ってファウル、空振り、空振りで3球三振。3回2死二塁での2度目の対戦では、同じように外角への変化球を2球続けたところボールゾーンの球には、もう手を出さなかった対応力はさすがだと思った。だからといって内へ内へ入っていくのは禁物だ。甘いコースを長打にするパワーはあるだろうから、四球でもいいという気持ちで外角低めを徹底すればいい。

 一方でいずれ対戦するだろう大竹ら左腕の場合はどうか。8回の桐敷は1、2球目に内角を直球で攻めた後、外角へのフォークで空振りさせた。内角への変化球で足もとを動かすことも必要になってくると思う。

 外国人打者への基本の攻めは「内角高めへの速球」と「外角低めへ変化球」。他球団が阪神の佐藤輝にやっているのと同じ配球を、ヘルナンデスにやり返せばいい。今回のように4打席すべてで封じれば1番・丸と4番・岡本和を分断することができる。

(スポニチ本紙評論家)

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