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小山怜央四段、フリークラスから通算12人目の順位戦C級2組へ昇級 将棋奨励会経験せず戦後初の順位戦

スポニチアネックス / 2024年7月16日 5時3分

フリークラスからC級2組昇級を決めた将棋の小山怜央四段 (提供・日本将棋連盟)

 将棋の小山怜央四段(31)が15日、都内で収録された第74回NHK杯トーナメント本戦に勝ち、規定によりフリークラスから通算12人目となる順位戦C級2組への昇級を決めた。奨励会(プロ養成機関)経験がない棋士の順位戦入りは戦後初。「一つの大きな目標でしたし、ここまで長かったのでホッとしています」と笑顔を見せた。

 岩手県釜石市出身の小山はアマ時代に所定の成績を挙げ、22~23年に行われた棋士編入試験を受験し合格。現行制度で奨励会経験のない初のプロ誕生として話題を呼んだ。

 同試験合格者は名人戦出場権を争う順位戦に参加資格がないフリークラスからのスタートとなるが、小山はこの日の勝利で直近30局が20勝10敗(勝率・667)となり、フリークラスからC級2組昇級条件「30局以上で勝率6割5分以上」を満たした。順位戦出場は来夏開幕の第84期からで「普段参加されている先生方が深夜まで戦われているのを見て、これが棋士人生だと思った。それを戦えるのがうれしい。しっかり体力をつけて臨みたいです」と話した。

 過去には花村元司九段が1944年(昭19)に奨励会を経ず棋士となり、順位戦に参加した例がある。

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